2008年10月28日

敵の心配をするのが楽しい 30節:東京3-2鹿島

俺が例の「昔鹿島が好きだった」後輩を連れて行くと負けないわけだが(笑)。無敗記録更新中。数えてないけど。時々味スタでバカ勝ちするでしょ?大抵そいついるから。曰く「鹿島は満男がいない影響が出ていた」らしい。
俺も思った。鹿島なら見透かしたように蹴ってくると予想していたが、あんなにガチ勝負を挑んでくるとはねぇ。「ヒゲ時代」の面影なし。オリベイラがハードワークを植え付けて、比較的マジメな(笑)チームになってはいたんだけど、この試合はそれが悪い方に出たと思う。

とりあえず先に試合内容を。
序盤から東京ペース。3トップというより平山が1トップの形で、カボレもナオも裏に飛び出すというより、ちょっと引いて相手サイドバックの前、ボランチの横のスペースで受けるプレーが目立った。そこで縦パスを受けて、上がってきた長友や徳永と数的優位で突破。徳永の上がりが遅く感じたのはおそらく長友とバランスを取っていたんだろうね。
平山も本当によくポストをこなしてくれた。プレビューで「収めたもん勝ち」と書いたけど、あれだけ高い位置でサッカーができたのは平山の存在が大きい。おかげでラインを押し上げて選手同士の距離が短くなり、パスもよく回った。
攻撃に関してはまさに狙い通り。個々がしっかり役割を果たした。

守備はヒロミ時代のようなプレッシング。こぼれ球をよく拾えていた。このやり方だと今ちゃんが輝く。奪って前へ、奪って前へ。ただ、出て行った時に一瞬DFラインと中盤にスペースが空くのが気になった。
鹿島はそこに蹴り込んでキープすれば良かったと思うけど、妙に攻め急ぐ。2トップだけで崩そうとしたり、ミドル打ったり。落ち着いていたのは本山くらいか。何とか繋いでキープして落ち着かせようとしていた。交代した時には「いやーミス多かったけど必要だろ」と思ったらケガだったらしい。

前半は東京優勢だけど0-0。
やっぱりハーフタイムにラインをマメに上げろと指示が出ていたらしい。俺はダブルボランチにするのも手だと思ったけど、城福さんは今ちゃんや梶山の攻撃力を考えると押し上げた方がいいという判断。そしてそれは正しかった。
サイドの攻防でも話が出ていたけど、ホントに「攻撃は最大の防御」なアプローチで試合に臨んでいたんだな。

後半になって鹿島は縦への推進力を増してきた。書いてて非常に違和感があるが(笑)。
ただ先制したのは東京だった。セットプレーでショートコーナーと思わせて内田を釣り出し、そこに飛び込んだカボレのヘッド。カボレがあんなにヘディングが上手いと思わなかったとナオが言っていたが、たぶんカボレもあまりにピンポイントなボールが来たので驚いているだろう。お互い様だ(笑)。

チャンスを作りながら得点できずにペースダウン、を心配していただけにいい時間帯(笑)の得点だった。余裕のない鹿島に先制。今日の出来ならこのまま「ハメ」に突入か?と思ったら直後に同点にされた。
特に崩された感じもしなかったけど…という場合は大抵、守備意識の置き方に問題がある。例えば4対3で守るより5対4で守る方が守り切れる確率は高い。奪うよりもとにかく遅らせてブロックを作ることを優先すべきだった。得点直後の守備意識は前にも指摘したけど、この試合から課題を見つけるとすればここかな。

試合はここから盛り上がった。カボレが左サイドでボールを持って内田と1対1。例によって長友がオーバーラップしてきたけど「カボレが勝ちそうだ」と見るやエリア内に突進。低いクロスに羽生が競ったこぼれ球を押し込んだ。
実に長友らしいゴールだけど、これも練習してた形らしい。いったいどれだけの準備をしたんだ(笑)。

次は長友ゴールの直後に入った大竹。2-1の局面で入れるのはどうかと思ったが、守備はしっかりやるタイプだからまあいいか、と見ていたらあっと言う間にゴールを決めてしまった。押されて倒れ込みながらもボールをコントロールしてつま先でチョンって感じ。
そのテクニックやボディバランスも大したものだが、あの狭い中で意地でもゴール方向にボールをトラップしようとするその「強気」が大竹の強みだね。まあ弱みでもあるんだけど今は言うまい。
TBSチャンネルの録画で金田氏がいつも以上にビビっておりました(笑)。

で、また直後に失点。だから得点直後は気をつけろと何度(ryという感じ。何で2点差で勝ってるチームがカウンター気味に失点するんだと。
失点してようやく守り切る意識が高まった。さらにチェイシングやボールキープ要員で赤嶺投入。「守備のカード」とはよく言ったもんだ。長友ゴールの前に投入されていた鈴木達也と平山と3人で必死でキープして逃げ切って勝利!
長友がこの時間帯にオーバーラップして惜しいシュート打ってたけど、個人的にはあれは誉めたくない。鈴木達也あたりがやるなら「攻撃は最大の防御」でいいんだけどね。

さて鹿島の話に戻ります。
割といいサッカーしてたとも言えるし、自滅とも言える。鹿島のサポーターはどう思っただろう。少なくとも、小笠原や中田浩二みたいな経験値の高い選手がいればあんなに攻め急ぐ事はなかったと思うし、もっと言えば東京の勢いをいなすような展開に持ち込んでいたかもしれない。
この試合の東京は非常にモチベーションが高くて、序盤からセカンドボールの競り合いは東京が勝っていた。なのに、そのまま中盤で奪い合いを続けてしまったのは明らかに間違いだし、何より強豪らしくない。「へぇ、同じ土俵で戦ってくれるんだ」と見ていて思いましたよ。

「蹴って間延びさせて、プレスを絞り切れなくなったところでゆっくりポゼッション、相手陣内でパス回してファールを誘いセットプレーで1点取って、相手が前掛かりになったところをカウンターで追加点、終盤は時間稼ぎでイライラさせる」みたいな戦い方がウリではなかったんだろうか。
それとも連覇のプレッシャーか?まあ若い選手も増えてきたしね。イノハ君とか(笑)。彼は本当に「将来鹿島のDFラインを担う選手」なのかい?

Posted by メトカラ at 06:18Comments(4)プレビュー&レポ

2008年10月26日

ホーム力 鹿島戦ミニプレビュー

長友左、徳永右。攻撃的な配置というやつだ。どうやら城福さんはサイドを押し込みたいみたいね。とすると「前線でボールが収まるかどうか」がポイントになりそう。収まれば上がる時間もあるし、ラインを上げられるから上下動の距離も短くて済む。

でも鹿島だってサイド攻撃が売りのチームだからお互いに狙いは同じか。間延びした方が負け。ってことは、鹿島はきっと最初は蹴ってくる。ピッチ状態もどうせ良くないんだろうし。東京も最初は無理せず蹴ると思う。蹴ったボールを収めた方が主導権を握ることになるから、佐原は責任重大だし、平山先発の噂もそのあたりから来ているはず。

狙いが似ていて、お互いにそれをやらせまいとする序盤。うまく行かなかった時は守備陣が我慢して、カボレ頼みを続けるうちに相手も間延びして東京がペースを取り戻す。その繰り返しの中で先制できるか。先制された時にどんな手を打つか。みたいな感じ?
以上、ミニプレビュー終了。

明日はたぶん大観衆。応援って戦術的に上手く回らない時はほぼ無力(ストレス溜めてシュート打てとかマイナスですらある)だけど、上手く回り始めた時はすごく勢いになる。特に東京の応援はその振り幅が大きいよね。
たとえ先に3失点しても後半から適切な修正さえ施せば逆転できちゃう、のが味スタ大観衆のパワー。ちょっと前に大分がホームで強い理由について書いたけど、「東京のホーム力」ってそういうことかなと思う。
今考えると、ヒロミはそのへん分かってたなあ。ガーロの伝説の3枚同時投入もそのへんの空気読んだのかもね。城福さん、いいんだぜ?(笑)

Posted by メトカラ at 00:36Comments(0)東京ネタ

2008年10月21日

味スタを満員(に近い感じ)に。

サポーター有志、というか朝日マン「ら」が鹿島戦に友達誘おうぜ、と呼びかけているらしい。
本人達は「クラブが必死でやっても3万人程度だったけどサポーターが動いたらどうなるか」みたいなくだらん考えでやっているらしいが、そんなの東京にとってはどうでもいいことで、勝手にお客さん呼んで貢献してくれるんだから実に有り難いことだね。さあ働けw

俺は大学時代に、「自治会」という名の学生運動モドキのせいでせっかく準備していた学園祭を潰された苦い経験があるわけだが、サポーターグループの類ってそいつらとすげー似てるんだよね。異口同音で同じ事を言う、その宗教じみた精神構造が。だから基本的に大嫌いなわけだが、東京を儲けさせてくれると聞いたら俺も乗らないわけにはいかない。俺も同志となって協力させていただきますぜ兄貴(笑)。
昔鹿島が好きだったヤツがいるのでそいつなら来てくれるかな。そいつ嫁もいるし。
皆さんも協力しましょうね。周りにウザがられない範囲で。

お客さん増やすなら、やっぱりライト層を取り込んで行かないとね。それにはホームで勝つのが一番。ホームで勝てば、そのうち何%か知らないけど勝利の味を覚えて「また行こう」と思ってくれるはず。
集客的にはアウェーで勝ったってしょうがないのよ。勝とうが負けようが自動的に来てくれる人しか観に行かないから。(前も書いたなこういうの)
でもやっぱり大分戦は痛かった。優勝争いの中で鹿島と大一番みたいなイメージの方がお客さんも来るだろうから。

当日は味の素デーってことで、先着1万人に味の素製品がプレゼントされるんだそうだ。
俺いつも思うんだけど、早く来る人にノベルティあげても集客的にはほとんどプラスにならんよね?適当に考えてみると、例えば抽選番号の末尾が○の方おめでとうみたいな形にすれば、「へぇ、サッカー観に行ったら色々もらえるんだ」と思ってくれそう。現状だとギリで来たライトな人は配布してたことすら知らずに帰っちゃうでしょ。ハマリ済みの人にいい思いさせたって効果ないと思うなあ。
味の素的にもメリット少なそう。俺なんか味スタになって以来、冷凍食品もカップスープも基本的に味の素しか買わないぞ?クノールもらっても買う手間が省けるだけ。「じゃあもらうなよ」ってか?それとこれとは話が別だ!(逆ギレ)

話がそれましたが、とにかく勝って味スタが盛り上がるといいね。

Posted by メトカラ at 15:42Comments(4)東京ネタ

2008年10月20日

トゥーリオが超カワイソスな件

闘莉王がサポーターと激論!!練習中に金網越し10分間…浦和

試合後にヤジられて「みんな必死でやってるのに…」とトゥーリオを号泣させた翌日の練習の話らしい。前日の件ですでに罪人ではあるが、試合直後なら「ああ負けた腹いせで感情的になっちゃったのね」で情状酌量の余地はある。でも1日経ったら普通の大人は冷静になるだろ。ガキだったのかな?
翌日から次に向けて練習を始めたチームの一体感を壊すような行為がプラスになるわけはない。例えガキでもほんのちょっと考えれば分かる。ほんのちょっと。どうしてそんなにバカなんだろう。
トゥーリオを始め、浦和レッズの選手達には心から同情します。レッズでやるのって大変だねぇ。

まあエンゲルスじゃダメだと思うのは分からんでもない。でも選手に「必死でやってるのに」って言わせるのは最低だ。お前こそ「マジ無理」である。
そもそも必死で戦わない選手がピッチ上にいるわけないじゃん。しかも優勝争いしてるチームにさ。運動量が少ないのも、前に出て行けないのも、試合展開上の理由がほとんどなわけ。前線で収まらないからカウンターが怖いとか、マークが混乱してるとかさ。
自分の理解不足を精神論に置き換えるのって実にサポーター的だなぁと常々思うけれど、それを選手に直接言うなんて「俺バカなんです」って宣伝してるようなもんだ。

ていうかサポーターごときがクラブや選手をどうこうしようなんて…。声で後押ししてるつもりなのかも知れんが、見返りを求めちゃダメよ。どうせ一番安い席で観てるんだろ?スポンサーの御曹司ですって話なら納得せんでもないが(笑)

Posted by メトカラ at 14:28Comments(6)その他

2008年10月19日

勘助、策に溺れたのう 29節:東京0-1大分

書きかけをアップしてしまった…以下完成版。「俺なりに」詳しく書きます。観てない人も多いと思うので。

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痛過ぎる敗戦。残り5試合でトップと勝ち点8差の7位、で「優勝争い」と思ってくれる人はほとんどいないだろうから。
次のホームで鹿島に勝てばまた盛り上がるかな?まだACLは狙えるし。ACLは例え惨敗してリーグ戦の成績に響いても、それでも一度は経験しておくべきだと思うので、個人的にはまだまだ応援のモチベーションは高いですよ。

結果は悔しいけど、俺は偏った見方をするタイプなのでかなり面白かった。水面下での駆け引きというか。アンチクライマックスな部分というか。
今ピッチ上はこういう展開になってるけど、それはどうしてなのか。どんな準備をして、相手のやり方や試合環境がこうで、だからこの選手はこういう動きをしてるんだ、みたいな。頭を使いながら試合を観られて楽しかった。結果は悔しいけど。

大分は中断前の川崎戦、シャムスカがいなかった。3トップへの対応が中途半端で、いわゆる3バックの両サイドで自由にやらせて、両ウイングに計3点取られるという大敗。で、シャムスカが戻ってきて、2週間空いた。「これは絶対修正してくるな」と城福さんじゃなくても監督なら誰でも考えるよね。
加えて「国体後で芝が悪いよ」という情報をご丁寧に大分からもらっていたらしい。

さてさて、城福さんの判断は、絶好調のナオじゃなくてエメルソンを使うことだった。しかもサイドバックは左に徳永、右に藤山。
3バック相手ならナオを使って芝に合ったシンプルなサッカーでサイドを突く、という考え方もあっただろうけど、それはおそらくシャムスカの術中だろうと。ナオよりボールの収まるエメルソンを使えばサイドバックやボランチが上がって人数を掛けて攻めることができ、大分の堅い守りをこじ開けられる。そう考えたんじゃないかな。
で、おそらくカボレの方をケアしてくる確率が高いので、高橋が下がっての変則4-4-2状態を想定。右サイドバックには藤山を置き守備重視で、上がるスペースがあると思われる左サイドに徳永。
俺の推測では今日の布陣の理由はこんな感じ。裏の裏をかくぜ!みたいな。

で、フタを開けてみるとどうだったか。
エメルソンはよくボールを触っていたけど、カボレを使ってカウンター気味にスルーパスを出すことが多かった。エメ的にはピッチ状態を考慮してシンプルにやろう的な考えがあったんだろうね。もしくは大分は最初から4バック気味だったわけではなく基本は3バックだったから、高橋が戻る前に素早くサイド裏を狙おうとしたのかもしれない。結果的に城福さんの意図とは逆のプレーになってしまった。

なのでカボレに対応していたのはほとんど深谷。大分のDFラインはスライドして、むしろ逆サイドのスペースを埋めるために鈴木慎吾が下がることの方が多いという状態。あららら。守備意識の高かった藤山が自分の前の広大なスペースを突くこともなかった。ていうかそもそも両サイドともに上がるヒマがない。
空気を読んだのか(笑)、今ちゃんが右に張る場面が何度かあったけど、外に開いてできたスペースを逆に大分に使われる始末。ああ、裏目裏目の城福東京。
何と言うか、シャムスカにやられたと言うより、選手が意図通りに動かなかったね。ある意味、自らの策に溺れたとも言えるが。
一方大分はマイペース。しっかり守って、カウンターかセットプレー狙い。で先制された。大分に先制されると勝つのは難しい。相変わらず不安定だった家本にちょっと期待したりして。

後半、城福さんは当然のようにサイドバックの左右を入れ替え、その後ナオを投入。そうすると大分は引いて守り、飛び出すスペースがなくなった。遅攻になる(せざるを得ない)からサイドバックも上がれるようになったけど、もう大分は守備モード。
攻める東京、守る大分という構図だったけど、入りそうもない状況でミドルを吹かして相手に渡したかと思えば、せっかく崩してもパスが1本多くてチャンスを潰す。羽生がいい動きしてたけど、もうみんな周りを見る余裕がない感じ。焦るってこういう事なんだろうね。そのまま攻め切れず終了。

結局「後半の猛攻実らず」と書かれそうな試合になってしまった。作戦が外れたのは痛かったけど、もし作戦が当たって、最初の10分でも機能して1点取れたら大分に勝つのは案外楽だもんね。何か目先を変えて先制点を狙いに行くのは良かったと思う。
でも、意外とエメルソンって使いにくいなあ。最初は「こんな便利なブラジル人がいたのか!」と思ってたんだが。

ところで、今年何度も大分とやって、大分がホームで強い理由が何となく分かった気がした。ホームなのに無理なリスクを冒したりしないんだよね。で、それをサポーターも認めてる感じ。守備的にやってもヤジとか飛ばなそう。チームとサポーターの信頼関係っていうか。
テレビ越しだけど、ある意味ホームの雰囲気ってそういうことかもって思った。

Posted by メトカラ at 02:45Comments(3)プレビュー&レポ

2008年10月17日

求ム「和製フランサ」

岡田擁護論、と言ってもそこまで擁護しないと思うけど(笑)。

「岡ちゃんらしさ」と言えば、組織的な守備とそのためのハードワーク、攻守の切り替えの速さ、あたり。穴のない、地味だけど嫌らしいチームを作ってくる。守備的とは思わないけど、守備に「らしさ」があるのは間違いない。
攻撃は割とタレントに合わせてやり方を変える。札幌時代はエメルソンや播戸を走らせる長いボールが多かったけど、マリノスではマルキーニョス、安貞桓、大島(追記、忘れてた「久保」)あたりの「収まる」FWを起点にしたサイド攻撃も特徴だった。
でも今の代表を見ていると、いい守備してるんだけど攻撃がイマイチな印象。オシム同様の、俊輔や遠藤を中心とした「人もボ(ry」や新世代サイドバックを使ったサイド攻撃、っていう狙いは選手起用から何となく分かるんだけど、それを生かすための強力FWがいないから、狙いが伝わってこない。そんな状況だろうね。

いつの時代も決定力不足と言われる代表だけど、点を取るというよりも「DFを背負いつつ縦パスを受けて、サイドの上がりや2列目の飛び出しを促す役割」を満足にこなせるFWがいない。そこを南米ヨーロッパの外国籍選手に依存している弊害。分かりきってるけど実に根深い問題だ。
そういうタイプだけど中途半端なレベルのFW(巻とか矢野とか)を使うのか、そういうタイプじゃないけど比較的レベルの高いFW(玉田とか嘉人とか寿人とか)を使うのか、は監督として悩みどころだと思う。オシムは前者だったけど、岡ちゃんは後者みたいね。まあその選択が間違ってると言うなら批判はアリだと思う。

ま、上手く行かない時はサイドが上がってくる回数やエリア内に2列目が侵入していく回数が少なくて、いくらボールを支配しても…という状況になるのは同じ。俊輔が右サイドでボールを持っても、エリア内やサイドにスペースが空くわけじゃないもんね。そんな人口密度の高いところに飛び出していくバカはいないでしょ。その動きでスペースを作ってさらにそこを誰かが使う、なんてのが理想かも知れないが、引いてゾーンで守る相手に、オフザボールの動きだけで何人も引きつけられれば苦労はしない。
それを人は「仕掛けに乏しい」とか、ヘタをすると「覇気が感じられない」とか言うらしいが、ボクはちょっと的外れな気がしますよぉ?

ぶっちゃけ「レッズに移籍しなかった高原」とか「伸び悩まなかった平山」とか「腰の爆弾を克服した久保」が1トップにいれば、ウズベキスタン戦でもこんなに苦労してないわけよ(笑)。それを岡ちゃんのせいにするのは酷でしょ。
若手FW使ったりとかさ、前線が未だにテスト状態なのはつら〜い事情があるわけよ。失点シーンだって単なるカバーミスで、采配の問題じゃないし。

そう言えば、玉田ってごく稀にフランサみたいなポストやるじゃん?名古屋でもヨンセンがケガして1トップやってた時に時々見せてたやつ。ウズベキスタン戦では1回くらいあったかな?潰される前にチョンってヒールで流して、一気に決定機になる。あれは狭い中でも有効だ。
ああいうプレーは日本サッカーの方向性と選手層の中では1つの答えじゃないかな。レベル高いけど(笑)。興梠なんかもその気になればやれそうだし。そういう狙いでの起用だったりしてね。「フランサやれ、フランサ」みたいな。
…まあいろいろ苦労してるっちゅう話ですよ。代表を批判するほど簡単なことはない。ジーコはリアルにバカだっだったけど。

(追記:珍しく時間があったのでちょこちょこっと書き足しました。岡ちゃんは御大の後だから風当たり強くてかわいそうね。あ、明日のプレビュー書けば良かったw ああもう時間がなry)

Posted by メトカラ at 20:12Comments(0)代表ネタ

2008年10月12日

ちゃんと応援しろよ

天皇杯の相手が仙台に決まったそうで。
仙台は肝心な試合で勝てないけど実力はあるチーム。手を抜くとやられそうだ。
1.5軍じゃなく、ちゃんと「その時のベストメンバー」で戦って欲しいね。

スタンドもいつも通りに応援しないとね。「リャンヨンギに決められて慌てて応援始める」とか超カッコ悪いぞ? ナメたことしないでちゃんと役割果たせよ、応援団。

Posted by メトカラ at 22:29Comments(0)東京ネタ

2008年10月05日

グレーゾーン 28節:東京1-5清水

柏の村上の初出場ハットに隠れて、ひっそりと(笑)大敗を喫した東京。「エメを最初から使っていれば」というのも分かるが、それは組織的にうまく行かなかったから結果的にそう思うんであって、根本的にはシステムの相性やハセケンの取った戦術に上手く東京が対応できなかったのが敗因。

清水はあまりリスクを冒さず、どんどん蹴ってきた。戸田が「芝が…」というコメントをしていたけど、東京が味スタで勝てない理由の1つに、相手がアウェーな上に芝が悪いのでロングボール中心になり、中盤でサッカーをやらせてもらえないことがあるんだろうな、とは確かに前々から思っていたところ。
この試合は西澤もいなかったからロングボールを佐原がはね返すまではいいんだが、こぼれ球を拾えなかった。特に清水の山本や兵働がフリーで、拾われたりそこから起点を作られたりすることが多かった。
清水MFの両側2人は色んな役割を担うので捕まえにくいのは間違いないが、対応するのが今ちゃんなのか徳永なのか、梶山なのか長友なのかが曖昧。マークがハッキリしていないので中盤もサイドバックも相手を放って上がりにくいし、こぼれ球を拾えないのでDFラインも上げられない。

結果、相手の守備的な戦術にお付き合いする形になってしまい、ディフェンスを2人も余らせている状況で3トップは孤立。カボレやナオの裏に簡単に蹴ってしまったり、コースないのにミドル打ったり。どうせ相手は最初から引いてるんだから、縦に急がずキープして、何とかサイドバックの上がりを促せと。そんな時に「打て!」とかレベルの低いヤジが耳に入ってイライラする俺。ああもうって感じ。
状況考えずに「シュート打て!」だとか「1・3失点目は相手を誉めよう、2失点目は塩田のミス、以上」みたいな、サッカーはそれで片付くようなものじゃあない。その程度の感想しか持たない人ばかりだから日本のサッカー番組はゴール前の映像しか流してくれないのだ。ぶつぶつ。

特に1失点目は組織的要因がよく出ていた。このシーンでは、東京はボールサイドにスライドして守るので徳永は相手2トップの逆サイド側をケアする役割があったけど、今ちゃんは山本をマークしようというポジショニングじゃなかった。そこにサイドチェンジが山本に通ってフリーでミドルを打たれてしまった。
シュートも良かったけど、逆サイドにボールがある時は山本兵働は中盤で対応、ボールサイドではサイドバックが対応、みたいな約束事をしっかり決めていればフリーで打たせることもなかったはず。それなら攻撃の時もどちらかのサイドバックは上がれただろうし。

そもそも、4-1-2-3と4-4-2ひし形を重ねてみれば分かることだが、ひし形の両側は東京にとって「グレーゾーン」になる。ヒロミの頃もひし形相手に苦労した経験はあるわけだし、ある程度そういうポイントは型にはめて対応すべきだった。個人戦術レベルの高くない選手が多い東京では特にね。
前半終わるまでそのあたりの対応が見られることはなく、あれよあれよと3失点で前半終了。

この試合は前半が全てだったので、後半は特に書くこともないね。
後半はリスクを負い、パスを回せる選手を投入して両サイドバックが同時に上がれるようになった。守備はある程度1対1でも仕方ない。ホームなんだから攻撃的姿勢を見せないといけない。で、後半1-2。今ちゃんのヘッドが決まっていれば流れは変わっただろうから、いいトライだったと思う。そのくらいかな。
でもあれだけリスクを負えるのはあの状況だからであって、いくら気持ちが入っていても最初っからあんなサッカーはできないし、プロの判断としてやるべきではない。この試合の結論は「後半のサッカーを最初から」ではなく、試合序盤で適切な組織的修正を行うべきだった、ということだね。

レッズは千葉に負け、名古屋も引き分けらしい。この時期に残留のかかった相手とやるのはやっぱり難しいね。東京は首位と勝ち点5差だからまだまだチャンスはある。ここ5回もいい気分にさせてくれたから、まだまだサポーターもしっかりサポートしてくれる。あれを不調時にやってくれたら大したものだが。
全部勝とうなんて本気で考えると負けた時にズルズル行くから、とりあえず連敗だけは絶対避けよう。ホームでは絶対勝とう。それが結果的に、ラスト数試合に優勝の可能性を残すことに繋がると思う。

Posted by メトカラ at 17:43Comments(0)プレビュー&レポ
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