城福さんの演説中、2つ隣りのオバサンは号泣していた。
彼はすごいねぇ。情熱家という話は聞いていたが、それだけじゃない。間の取り方とかオバマに似てたけど、優秀な人の共通項を見た気がする。
では試合内容について。
前エントリに書いたように、やっぱりシステムを変えてきた。2トップへの変更、選手起用まで予想通りだったので期待していたんだけど…。
ここ数試合の課題として、間延びして中盤が数的不利になることがあった。加えて、中盤でタメを作って効果的な縦パスを供給する梶山の不在。縦パスのターゲットを増やし、2トップで収めて押し上げる、同時に中盤の枚数を増やす、という城福さんの対応は理にかなったものだったけど、あまり機能せず劣勢が続いた。ポゼッションをチャンスに結びつけられない「拙攻」という感じ。新潟のロングボール作戦に何度か決定機も作られた。
劣勢の原因はエメルソン。エメルソンにはキープしろという指示が出ていたと思うけど、キープしても変なパスが多くて周りの動きを生かせなかった。羽生なんかボール捌く役割をこなしつつも、いい飛び出しを見せてたんだけどね。「エメ持ち過ぎ」に見えた人も多いでしょう。
視野が狭いと言えばそれまでなんだけど、そもそもタイプ的に、テンポアップした瞬間にワンツーやドリブルやスルーパスで点に絡むのが特長の選手。典型的な1.5列目というやつで、ボールを触って展開パスを出すような司令塔じゃない。FWがちょっと引いて受けにきてヒールで流す、みたいなプレーがあればもっと生きるだろうね。例えばフランサと組めば最強だろう。ていうか俺好きだなフランサ。
東京の前線の選手はそんな気の利いたことやんないからなあ。ハードワークという面では日本向きの選手だけど、残念ながら東京で活躍させてあげることはできなかった。もし彼を残すなら、彼とフィットするFWが必要だと思う。
前半の見せ場は「本当はお前がマルシオリシャルデスなんだろ!」という松下の活躍と、プレスバックの手本のようなナオの守備。あと塩田のスーパーセーブね。でスコアレス。
後半から多少強気な押し上げが見られるようになり、東京ペース。カボレの決定機は決めたかった。後半頭から大竹も入っていたけど、どうも左ばかりでプレーしてイマイチだなあと思っていたら、次の一手はナオ→鈴木達也。これにより右に移った大竹が機能するようになった。俊輔も憂太もそうだったけど、利き足と逆サイドにいた方が視野を確保できるからね。
大竹が良くなると、後ろの長友も上がりやすい。中に切れ込んでミドルなんて代表で覚えたのかねぇ?
勝ち点1に意味がない状況も手伝って、ようやくホーム最終戦らしい、押せ押せの状態になってきた。
で、得点シーン。ミドルをぶっ放して、弾かれたものの気持ちよくCKへ向かう大竹。入ったばっかりの赤嶺の頭にドンピシャ。最後は本間がGKの手前で大きくコースを変えてくれた。「オイ!」って本間を責める北野(笑)。
後はキープして守り切りました。時間稼ぎうまくなったな。いいことだ。
天皇杯(と最終節)に不安を残す内容でラッキーな勝利ではあったんだけど、上手く行かない中で我慢したディフェンス(逆に言えば決め切れない新潟)と、交代選手の質の高さ(逆(ry)という差はあったと思う。「クラブ史上最強のフリーキッカー」と「12点取れるFW」と「ミスター東京」と「社員」がベンチにいる強みは、確かに中位にいるチームではないね。ようやく相応しい位置に来ることができた。ありがとう城福さん。
土肥さんと893さんはクビだそうですね。血も涙もないクラブだなあ(笑)。もっと選手を大切にしようよ(笑)。
土肥ちゃんまた来るかい?松田に2度もループ決められるようなGKは100%ベンチだけどね。