まさか2点も取らせてくれるとは思わんかった(笑)。ガンバは相変わらずワキが甘い。
東京が攻勢だった最後の約10分間のサッカーはぶっちゃけショートカウンター。攻撃も守備も前へ前へ。ショートカウンターの切れ味は今でもJ最強レベルにあると俺は思う。ガンバ始め、Jにウジャウジャいる「強豪になりきれない」連中なら、あれだけ苦労した2点が10分間で取れてしまうわけだ。
しかしあの時間帯、久々に今ちゃんが鬼神と化したな。
ガンバは中盤のプレスをしっかりやりつつサイドもケアしていた。カボレ対策に橋本とか。確かにパスサッカーを志向しながらサイドも生かそうとする今の東京には有効な戦い方だった。
でも敗因はそこではなくて「80分も相手の術中にはまったままだった」ことにつきる。中盤どころか低い位置でのビルドアップさえままならず、プレッシャーを受けて適当に蹴ってしまって跳ね返される。セカンドボールはほぼ、コンパクトな布陣を敷くガンバが拾う。以下ループ。展開を支配しているのはガンバだった。
こういう時は素直に開き直ってカウンターをやればいいと思う。奪ったらまず近くにパスコース探すんじゃなくて、素早くカボレやナオの裏に「狙ったロングパス」を出す。蹴っているのは同じだけど、切り替えの速さや精度が違うから裏のスペースを使えるようになり、相手は間延びするはず。
その後は相手が何とか押し上げようとするならそのままショートカウンター続ければいいし、引いて裏のスペースを消してくるなら中盤で繋ぐ。
パスサッカーのレベルを上げるのはもちろんだけど、そういう対応ができるようになるかが今問われていると思う。なぜなら、どの相手にも90分パスサッカーやれるようなメンツじゃないから。
ニ刀流の使い分けというのかな。今の時間帯はどっちだ、くらいの意思統一はできないもんだろうか。でも無理かな。基本カウンター否定から入ってるから4点も取られないと繰り出せないわけで。
2点目って、俺的にはちゃんと勝利のための対応ができるからこそ取れる点。「相手が前がかりになったところをカウンターで2点目」みたいな。
東京はスタイルにこだわり過ぎて同じことばっかりやってるから1点しか取れないんじゃないかな。